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杏奈のイベントなどのお知らせです

太郎太刀〜アイペイント参考例&デカール〜

イベントでアイペイントの細い線について質問がありましたので、ご参考になればと思い参考例を載せておきます。

☆基本的な塗装の方法は「ガレキ 塗装」などで検索したり、専門書をご参考ください。レプリカントEX vol.2やvol.3付属のDVD「塗装編+」も動画で下処理から組み立て、塗装方法を見せてくれるので参考になると思います。(塗装はエアブラシを使用した動画になっています。)探すとYou Tubeにもガレージキットの動画が上がってたりします。

アイペイントもラッカー塗料、エナメル塗料、アクリルガッシュなど材料も塗り方も人それぞれで、どれでも間違いはありません。ご自分に合った塗装方法を色々試されるのが良いかと思います。

ここではエナメル塗料でアイペイントをする場合の細い線の書き方の参考写真を載せておきます。
※簡易的紹介のためキットに直に描いてますが、本番ではキットにやすりがけ→サーフェイサー(もしくはプライマー)を吹く→肌色(ラッカー塗料)を吹く→クリアー(ラッカー塗料)を吹く→アイペイントとなります。
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さて、アイラインを引くのに必要なものは以下のものです。
・エナメル塗料(ブラック、レッドなど)エナメル溶剤
・塗料皿2枚(塗料用、エナメル溶剤用)
・面相筆2本(塗料用、エナメル溶剤用)
・筆に付いた余分な塗料を取るためのティッシュペーパー
(・調色スティック…有ると塗料の撹拌や瓶から取出すのに便利です)
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要領としては、↓の画像のとおり、ブラックで線を引き、余分な部分をエナメル溶剤をふくませた綺麗な筆で拭き取るというものです。(もちろん一回で細く綺麗に描ければ良いのですが…中々うまくいきません。。。)
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⒈まず面相筆にブラック(塗料が濃すぎる場合はエナメル溶剤で濃度を調整)をふくませ、余分な塗料をティッシュに取り、ラインを引きます。はみ出しても大丈夫です。
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2.次にもう一本の筆にエナメル溶剤をふくませ、余分な溶剤をティッシュに取り、⒈で描いたラインの余分な部分を拭き取ります。
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↓拭き取れました✨↓
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3.同様に下のラインも引きます…線が太くなってしまいました。
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4.慌てずに同じ要領で余分な部分を拭き取ります。
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5.下まつげや眉毛なども同じように描きます。
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6.次に瞳の中を描きたいのですが、目の中を描いている最中にせっかく描いたアイラインを台無しにしたくありませんので、一度セーブします。
方法はラッカー塗料のクリアーをエアブラシか缶スプレーで吹き、コートします。(新規レイヤーを載せるイメージです。デジタルと違い、コートすると下層レイヤーには戻れませんが。。。)

コートしたらこれまでに描いたアイラインにエナメル溶剤が付いても消えませんので、目の中を書きます。
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7.アイラインは既にコートされているので、赤いラインも同じように描いていきます。(新規:赤のエナメル塗料)
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写真はここまでですが、後は再びクリアーでコート(セーブ)してから金色で瞳を塗り、再びクリアーを吹けば完了です。(最初の肌色を塗る前に目をマスキングしていない場合は白目も塗ります)
ハイライトはお好みで。
最後に目をマスキングして肌全体にツヤ消しクリアーを吹いたら完了です。
(紹介内容は少し簡略化していますが、キットの目が小さい為、この方法でも観賞用としては問題無いと思います。)

終わったらエナメル塗料の付いた筆や皿をエナメル溶剤で綺麗に掃除します。

以上、簡単ですが細い線で太郎さんの目を塗る参考になれば幸いです✨

追記:余分な塗料の拭き取りにガイアノーツさんのフィニッシュマスターも綺麗に仕上がると友達から教えてもらいました!(存在はずっと気になっていながらも、私はまだ使ってなくて…今度買ってみたいと思います!大きくはみ出た部分はエナメル溶剤を含ませた細い線綿棒なんかも併用すると楽ですね(*^o^*))
フィニッシュマスター ←クリックするとAmazonのページに飛びます。


デカールの貼り方→クリック
ハイキューパーツさんで作っていただいたデカールです。
以前のプログでも載せたのですが、こちらにも載せておきます。
デカールを曲面に添わせる為にはマークソフターや蒸しタオルで抑える等の方法があります。(「デカール 曲面」でググってみてください✨)
(2015/9/21追記)